第30章 黒いレックウザの導き
「‥はい‥あのなぜ俺達のことを‥?」
「外の様子はジガルデが教えてくれていた!ロイくんが俺のモンスターボールを手にし‥レックウザまで辿り着いたことも」
「あ‥あの!僕!ずっといにしえの冒険者ルシアス‥さんに!憧れて!」
ロイは興奮気味にそういった
「よーく知っているさ!君たちの冒険のすべて!もちろんギベオン!君や今のエクスプローラーズの動きもだ!」
「おのれ‥ジガルデ‥鎖に繋がれたふりをして‥私まで監視するとは‥」
「監視‥?どういうこと‥?」
「それはね‥パゴゴ!君の力を借りるよ」
「パーゴス!!」
テラパゴスの体が光たちを包んだ
「100年前‥世界にラクリウムを広がるのを抑えた俺はラクアに閉じ込められた‥ずっと眠っていたらしい‥だがある時頭の中で声が聞こえた‥ギベオンの白いジガルデだった‥彼は100年もの間ラクアに残したセルたち‥世界中に散らばるセルたちを通じてラクリウムがポケモンたちの生態系に及ぼさないか監視していた‥ジガルデはラクアで増え続けるラクリウムを危険視していたんだ」