第27章 踊り子
「ユハくんだよな?」
ユハは頷いた
「私はリコ!」
「僕はロイ!」
「ドットだ!‥どうしてあんなことになったんだ?」
「それは‥」
ドットはビブラーバを図鑑にかざした
「怒ってるみたいだね‥」
「いなくなったオンバットを探してて‥洞窟の奥でやっと見つけたんだ!そしたら急にビブラーバに襲われて‥これも!黒いレックウザの仕業だよ!!」
「だから!!そんなはずないって!!」
「あるって!!」
「ないよ!!」
ドットは仲裁に入った
「今はどうするかを考えよう!!」
「ほかに出口は?」
「ない‥ここだけ‥」
「とはいえ‥この群れの中を突っ切るのは‥」
「でも!私達なら!」
リコの言葉にロイとドットは頷いた