第33章 プレゼント【蜂楽視点】 ✢
「はぁっ、廻ぅー…早漏すぎ。勝手にイッて悪い子。ペース、ヤバいし…。お仕置きが、必要だね…。」
ノンストップで4戦目なのに、イクの止まんない♡
どんだけの生産スピードで精子即納されてんだよ。
何回もチュッチュッてチューしながら髪の毛先ニギニギされて、はぁって息を吐いてモノをゆっくり抜かれる。
夢ちゃんの狭いナカをヌルっと逆走するのも、それもまた気持ちイイ。
あー、もう……やっぱすーぐ出ちゃうな。
ホントはもっと夢ちゃんを、俺で狂わせたいよ。
いつも早漏な俺は、夢ちゃんを満足させてあげられてるのかなって、ふがいない気持ちもある。
今日は俺達にとって、スーパースペシャルな日だ。
“ホンモノ”記念日だし、初えっち記念日だし。
大学にだって合格した……特別な日。
ゴムの“ラスボス”が、バトりたそうに俺を見る。
───ねぇ、夢。
俺に最後の、猶予(チャンス)をちょーだい───?
「お仕置きの前に。さすがに少し……休もっか?」
俺の腕を枕にして、上目遣いで見る夢ちゃん。
「……ケーキ、食べる?」
オーブンで焼いてたケーキのにおいに、言われて気付いた。
パイナップルがいっぱいのしっとりケーキって言ってたから楽しみだな。
でもね、俺……
おやつよりも、もっともっと欲しいものがあるんだ。