第20章 束縛の糸 ✢
「いっしょにぃ!めぐ、るとっ、一緒、いいっ…♡」
「っ♡あいあい、甘えん坊さんだねぇ…。
んなら…永遠に一緒にいよーねぇっ♡絶対離さないから…!」
「うぅ、めぐりゅぅ…ひ、うぅ!やっ!やっ、あ゛ぁぁん…♡」
「にゃっは、潮吹いたぁ…♡キレイだよぉ…夢♡
束縛し合おーねぇ?死ぬまでっ執着して、愛すからねぇ…?俺もぉ、出っ…う゛、ぁっ…♡」
理想や道徳なんて、理解らない。
もう理解らないままでいい。
でもこの事実だけは、変わることがない。
───私は、蜂楽廻がいないと……
生きていけない───。
「はぁっ……夢、愛してる。」
今日、たくさん貰ったその言葉。
サービスしすぎで心配になっちゃうくらい、
追加でプレゼントしてくれる。
シックスナインのまま私の左足を立てて、
足首のミサンガの周りを舌で愛撫する蜂楽。
「黄色の糸は俺。白の糸は夢。」
黄色と白色の糸で編まれたそれを触りながら、
蜂楽は言った。
「白…?」
「そ♪夢は白。」
いつもの優しい声が、足元から聞こえた。