第4章 VS 世界選抜チーム
ルナはの両脇に手を入れて持ち上げてずる、とアダムの陽物を抜き、そのまま対面座位で己の熱杭を埋めた。
ごちゅん、という音と共に新しい快楽を感じ、がまた嬌声をあげる直前、ルナはの唇を塞いだ。
「ん"……っ!?」
くぐもった声がルナの口の中に消える。
すかさずルナはの腰と後頭部に手を回して更に密着させ、より深いところまで陽物を埋めた。
「〜〜!!」
ただでさえ具合の良かったのナカが更に蠢き、締め付けが強くなった時、ぷしゃっと生暖かい感触がルナの太腿を伝った。
くちゅ、と音を立ててようやっとルナは唇を離した。
「……ああやっぱり」
驚くところは山ほどある。
黒いはずの瞳が金色になっていること、あまりにも男好きの過ぎる名器であること。
何より、アスリートに匹敵する無尽蔵の体力の持ち主である彼女が、初めて息切れを見せたこと。
「瞳の色はそういう体質?」
「…それ以外に何がある」
彼女にしては珍しく捻くれた回答である。
見下しているわけでなければ舐めているわけでもない、それどころか敬意すら感じるルナを拒めないのが気に食わないのだ。
「アダム、変わっていいよ」
「は?」
「俺今ので出ちゃったし」
「早えよ」
「今のキミに言われたくないかな」
分かっていたことだが、2人とも1回で終わる気はないらしい。
否、の反応次第では今ここで終了していたかもしれない。
そうならなかったのは、3人の思考と選択が交差した結果だ。
ルナはを、ちょうどアダムとルナの間にくるように押し倒した。
を見る2対の瞳は、先程よりずっと熱い。
「たぶんこの先あんまり喋らないと思うんだけど、今のうちに言いたいことある?」
「……私以外のブルーロック関係者に手を出したら赦さない」
「Ms.アンリのこと?」
「いや甚八くんと冴くんのこと」
「萎えること言うな」
3人だけの夜宴は朝まで続いた。
は「全然萎えてねーだろうが」と言う代わりに起き抜けに1発ずつグーで殴って手打ちにした。