【R指定】リクエスト・コミュ企画短編集【原作色々】
第6章 【R指定】【WB】彼はクリスマスケーキより甘い【梅宮一】
だけどもう自分の情欲を抑えられないで、縋る様にキスを始めたのは仁美だった。
何度も舌を絡めて、もうキスだけでは満足出来なくて、自分から梅宮の足に自分の足を絡めた。
短い制服からワザと足を出しても、梅宮は中々触ってくれない。
それよりもキスに夢中で、決して自分のペースは崩さない。
(…ああ…っもう……。)
早く梅宮に触れて貰いたくて、仁美は自分から制服に手をかけた。
その仁美の手を、梅宮が止まるのも早かった。
「俺が脱がす。」
「………………。」
梅宮はそう言うと、またキスから始まる。
そして、仁美の服を一枚一枚丁寧に脱がせていく。
仁美に出来る事は、ただ梅宮に身を任せる事しかできなかった。
もどかしくても、はだけた肌に梅宮の唇が触れてどんなに疼いても。
彼の背中に抱き付いて、与えられる快楽を受け止める。
勿体無い。
仁美の制服のリボンを解いて、少しずつ脱がせて見えてくる仁美の体は、どんなクリスマスプレゼントよりも梅宮を高揚させる。
だから時間をかけてゆっくりと解いた後に見えた光景に、これ以上ないほどの昂りを感じるのだ。
初めてこの体を開かせたのは自分だから。
大切な仁美を丁寧に扱うのは当たり前だった。
この瞬間を邪魔するのは、仁美でも許せない。
可愛いレースの下着を脱がせれば、やっとプレゼントの中身が現れる。
これからそのプレゼントを味わう時間が、また梅宮の心を満たすのだ。
「っ…あんっ…あっ…っ。」
可愛い胸の突起を口に含めば、仁美の唇から甘い声が聞こえてくる。
固くなった突起を喰んで舐めれば、その体もまた気持ち良さそうに反応する。
舐めて固くなった突起を指で摘んで、もう一つの突起も口に咥える。
仁美の声は段々と大きくなり、身を委ねる体は更に硬直してくる。
「… 仁美…、ちょっと声抑えて…。」
大きい声を危惧しているのでは無い。
仁美の声にいちいち反応する自分の下半身が苦しいのだ。
(……今日ヤバい…。)
仁美とのキスで散々焦らされたせいか、いつもより自分の下半身の我慢が効かない。