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文豪ストレイドッグス 短いお話 【R-18】

第32章 踏み出す一歩  国木田独歩


太腿に固い何かが当たった。

最初何が当たったのか判らなかった。
でも国木田くんの慌てようからなんとなくソレだと判った。


付き合って半年が経ったけど、私たちはまだそういうことはしていない。

勿論したくないことは無い、大好きな彼となら、、、、。

でも流石に自分から誘うのは恥ずかしくて出来なかった。

いつかそんなタイミングが訪れれば、、、と思っていた。

まさかそのタイミングが今だとは、、、

顔を真っ赤に染め、私の上から慌てて下りようとする彼の手を無意識に掴んでいた、、、。

スイッチが入ったのだ。


「、、、、?んっう!///」

『ちゅっ、、、国木田くん、、、ダメっ、、、?///』

「ゴクリッ)駄目じゃない、、、」



ちゅ、、、くちゅ、、、ちゅっ

『んっ、、んぅ///』

「んっ、、、、、///」

いつもより深くて熱い接吻(キス)に夢中だった。

互いに不慣れ乍らも舌を絡ませ合い、求め合った。

もっと、、、もっとと、、、


「ッ、、いいか?」

『うん、、、///』

遠慮がちにブラウスのボタンを外され、ブラ越しに胸をやわやわと揉まれる。

『ッん、、、あっ、、んっ、、』

ただ胸を揉まれてるだけなのに、、、、

身体はさらに快感を求めた。

然し、それとは裏腹に国木田くんは戸惑っている気がした。

私も初めてだけど、彼も初めてなのだから。

真面目な彼はきっと優しくしようとしてくれているに違いない。

私は意を決した。

"あの人"に教えてもらったことを実践するのだ。


『国木田くん、、、私がシてもいい、、、?//』

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