【名探偵コナン】スナイパーの彼とポアロの彼との揺れる思い
第3章 完結:証拠隠滅する前に
「・・・ぐっすり眠ってるようだな・・・」
助手席で眠る少女の寝顔は、まるで天使のようだ
片手で器用に運転しながら、ポケットから取り出す
「・・・神咲畄娜か・・・年齢は25才。
職業、薬剤師・・・」
過去の記憶や現世の記憶を消去する事が出来る薬を自ら飲んだ可能が高いようだな
「・・・あの男に利用されたという訳か・・・」
睡眠薬で眠っている隙を狙い、彼女のスマホに残ってあったデータ情報全て俺のスマホへこっそり転送させ遠隔アプリのアイコンを入れておいた
証拠隠滅する前にデータを転送しておいて、正解だったな
駐車場に止めるとスマホを手に取り、とある人物に連絡する
「俺だ。実は、面白い人物に出会ってね。たった今情報を手に入れた所さ・・・」