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依々恋々 -Another story(under)-

第25章 発見と孤独遊戯



ぢゅる、と小さな舌を吸い上げ、唇を甘く噛む。

「っは、ふ、」
互いの唇の間から漏れた🌸の湿った吐息。

(クッソ。まあ、そうなるよなっ)

下着を押し上げるモノに、悪態づく。

離しかけた唇に吸い付いてきた🌸に触れようとした手に握らされる。

「使わないなら、しない」

どういう...と見つめるが、しない、と念を押されてしまい、仕方なく封を解いた。

蓋を外すと、何か入ってるの?と覗き込んでくる🌸。
付属のジェルの封を切る。

「使い慣れてる?」
「慣れとかいう話か?」
「なにが入ってるの?」
蓋を外した部分を、ん、と向ける。

「ただのシリコンだ。
 ゴムみたいな素材で滑りが悪いからジェルを使う」
「ふむふむ」
興味津々か、と笑い、🌸の手を取る。

「触ってくれるか?」

少しでいい、と脚の付け根に置く。
下着とルームウェアの上からスリスリと触れられ、中が窮屈になる。

「勃った?」
珍しく恥じらいがないな、と、疑問に、少し、と答える。

「勃った状態からじゃないと使えねぇから、もう少し、してくれ」
「口の方がいい?」
積極的なお誘いに驚きつつ、コク、と頷くと、脱いで、とウェア引っ張る🌸。

「それ、使える状態になったら言ってね」

今でも使えないことはないが、🌸からの愛撫を受け入れない選択肢はなく、ああ、と頷くと、ウェアと下着を脚から脱ぎ去る。

「っぁ、クッ」
ペロ、と先端を舌で嘗められた。
「ううっ」
チュ、と唇が吸い付き、先走りが溢れた。
ソレをちぅちぅと吸い上げられ、止め処なく溢れていく。

「くっ、ふっ」

ふに、と柔らかい唇に固く張った亀頭を押し付けると、🌸は頭を上げた。

自身の先走りでぬらぬらと光る唇から、張り詰めた切っ先に一筋、露が伸びている。
その光景に、ゾクッと震える。

「ん、硬くなってる」
片手で肉棒を握って確かめると、使って?と上目に見上げる🌸。

「そのまま口でしてほしかった」
「それじゃ意味ない」

なんの?と言う問いかけに回答はなく、訴えかける視線に、はいはい、と求めているものの擬態物にあてがった。

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