• テキストサイズ

ドラマみたいな恋愛なんてあり得ないと思ってた

第6章 出張2日目


出張2日目の仕事も無事に終わり今は社長と呑みに来ていた。
 


カウンター席しか空いて居なくて社長と横並びで座ってる。



この並び、何か嫌だなぁ。



そう思っていたら注文したお酒がカウンターに置かれた。



「さ、乾杯しよ」



社長はお酒の入ったグラスを持ち私にもグラスを持つ様に促して来た。



「あっ、は、はい」



私もグラスを持ち



「「カンパイ」」



カチン



と2人で声を揃えてグラスを鳴らした。




「2日間、お疲れ様」




社長は、注文してテーブルに置かれてるおつまみを食べながら言った。




「ありがとうございます。無事に打ち合わせも終わりました。」




「それは良かった。また大阪に来て欲しいな」




私の目を真っ直ぐ見て言われて不覚にもドキッとした。




「あっ、はい、仕事であれば来ます。」



焦る。



「仕事抜きにしてプライベートでも来て欲しい」




そう言われてカウンターに置いてた手をそっと握られた。



「えっ?」




驚いて社長を見たら真剣な顔でこっちを見てた。
/ 117ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp