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ドラマみたいな恋愛なんてあり得ないと思ってた

第6章 出張2日目


「浅田君のスマホに電話かかって来たみたいだけど相手、誰だろうね?女かな?(笑)」



「えっ?」


私がビックリして鶴田社長の顔を見ると鶴田社長は、ニヤッと笑った。




「どう?打ち合わせの進み具合は?」




鶴田社長は私を動揺させてどうしようとしてるの?



「はい、今日の終業時間までには終わります。」




コーヒーをまた一口飲む。



「そうか、それは、良かった。」



社長は私の耳元に口を近付けて来た。



「今日、君と呑みに行くのめっちゃ楽しみで仕方ないよ。仕事が手に付かない(笑)」



担当者が変な顔で、こっちを見てる。



背筋に嫌な汗が流れた。



社長は去って行ったけど視線を感じて後ろを振り返ったら課長が凄い顔で睨んでた。



な、何?



もう早く東京に帰りたい(泣)



泣きそうになる。



本当は社長と呑みに行きたくなんかなかった。



でも断ったりしたら変な空気になって今日まで取引先で仕事しないとダメなのに仕事がやりにくくなると思ってしまった。



失敗したなぁ。



社長と呑みに行くの気が重い。



あんまり気が進まない。



でも約束したんだから仕方ないか。。。
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