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ドラマみたいな恋愛なんてあり得ないと思ってた

第4章 出張1日目


「どうしたんですか?」



後ろを歩く課長を振り返った。



「大阪の取引先の社長ってどんな人?」



真剣な目つきで私の目を真っ直ぐ見て聞いて来たからドキッとした。



「ど、どんな人って言われても何て言って良いのか。。。」



どう言って良いのか困ってしまった。



「年齢とか、独身なのかとか、。。。さんのタイプなのか。。。とか」



言いにくそうに段々と声が小さくなって行く課長。



「課長?一体どうしたんですか?そんな事、聞くなんて」



少し戸惑ってしまった。




「あっ、いや、会う前に情報収集しとかないと、とんな人かも分からないと心配たし。。。」



なんだ、そう言う事ね。



「私が知ってる範囲で良ければなんですけど、年齢は、30歳で独身だって聞いてます。私のタイプかどうかって言うのは何の関係があるのかは分からないですけど、素敵な方だと言う事は言えますね」
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