第2章 揺れる恋心
「楽しかった?ん〜〜、全然。。。かな?早川さんが一方的にずっと喋り続けてただけだよ?(笑)僕は相槌を打ってただけだから話の内容、ほとんど入ってない」
課長は目尻を下げながら困った顔をした。
「えっ?そうなんですか?(笑)でも、課長とライン交換したって朝から自慢されました(笑)」
「まいったなぁ。ライン交換しましょ?ってしつこいから仕方なくしたけど、昨日、帰ってからもバンバン、ラインが来て困ってるんだ。」
課長は本気で嫌がってる事が分かる位、困った顔をしていた。
課長、美鈴の事、何とも思ってないの?
あんなに可愛くて男性からは、めちゃくちゃモテるのに。。。
って言っても美鈴の性格を知ったら男性は皆、一歩引いちゃう。