第2章 揺れる恋心
とは言ってもやっぱり美鈴と課長の事が気になる。
その夜、あの2人がどうなったのか気になり、あんまり寝付けなかった。
あれれ?私って本当に課長の事?
だって何とも思ってないんなら、こんなに気になるって事はないハズだよね?
えっ?うそ。。。
噓。。。だよね?
結局、あまり眠れなかった翌朝、まだ起き上がれず布団の中で色々、自分の気持ちを整理しようとした。
課長は美鈴の事、どう思ってるのかな?
美鈴と2人で呑みに行ったら、可愛さが分かって好きになっちゃった?
そう思うだけで胸が締め付けられる気がした。
最初は浅岡さんにそっくりだなぁとしか思ってなかったけど、課長の優しさに触れたら、いつの間にか好きになってた?
私には浅岡さんが居るのに?
でも。。。私はこの気持ち、絶対に認めたくはなかった。
私が好きなのは恋をしてるのは浅岡さんだけなの。
似てるからって他の誰かじゃ絶対にダメなの。
そう思ってベッドから起き上がった。