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ハイキュー 裏短編集 【R18】

第6章 木兎光太郎✖️赤葦京治 閉じ込められた部屋の中


赤葦side




「あかーし!!なぁなぁ!!肝試しいこーぜっ!」



夏の部活終わり




木兎さんが目を輝かせてやってくる



「肝試しってなんですか‥?今からですか?そもそも男2人で肝試し行って楽しい事なにかあります?」



「男2人じゃねーの!!花澄も行ってくれるって!!な!!いいよな?」



靴紐を解く手が一瞬止まる



花澄さんと肝試し‥


気持ちが少し浮き足立つ




「それにしても怖がりな花澄さんがよくオッケーしてくれましたね?」



「だって肝試しって言ってねーもん!散歩着いてきてーって頼んだらいいよってさ!」



悪びれる様子もなく鼻歌を歌いながら着替え始める木兎さん




「可哀想な花澄さん‥」




そんなことを言いながらも期待をしてしまう自分がいる




怖がりな花澄さんが抱きついてきたり‥

手‥繋いだり出来たりして‥




「あかーし?」



「っ?!少しなら‥いいですよ」




いつの間にか目の前に着替え終わった木兎さんの顔があってびくりとする




『木兎さーん!お待たせしましたっ!』




制服に着替えた花澄さんが息を切らしてやってくる




「花澄ー!!あかーしも散歩行くってさー!」




『そうなんだ!わーい!!赤葦君もきてくれるんだ!』




嬉しそうにフニャッと笑って俺のことをみる




「少しだけど‥それより‥他の人達は行かないんですか?」




赤くなる顔を見られないように話題を逸らして木兎さんの方を見る





「部活疲れたから散歩は嫌だって全員断られたっ!」




「そうですか‥あんまり遅くなっても帰り危ないですし、すぐ行きましょうか」



『うんっ!夜のお散歩ってなんだかたのしいねー!』




お化けとかそういった系が本当にダメらしいけど大丈夫かな‥?



学校を出て花澄さんを挟んで3人で歩き出す




『3人でお散歩なんて初めてだねっ!赤葦君には断られちゃうかと思ってた!』



ぴょこぴょこと小さくスキップをしながら歩く




「花澄さんこそ‥本当に良かったんですかね?」



『うんっ‥大丈夫だよっ?』


質問の真意が分からず首を傾げている




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