第54章 放心
『赤井さん…変な事聞いてごめんね?
もう同じ事聞かないから……信じて待ってる…』
「ああ。
あまり待たせすぎないようにはするからな。」
赤井さんって本当に素敵な人…。
いつも仕事が大変なはずなのに
私に何かあった時はすぐに助けに来てくれるし
今も精一杯の言葉で私への愛情を示してくれる。
…生理が終わってたら
確実に私から赤井さんを求めちゃってたよ。
『大好きだよ…赤井さん。』
「っ、もう早く寝ろ。」
『ふふっ、はーい。』
素直に返事をすると額に優しくキスをされた。
今日はいい夢が見れそう…と考えていると
私はいつの間にか眠りについていた。
それから数日間…
赤井さんと時々連絡を取り合って毎日を過ごしていると
波土禄道のリハーサルの見学に行く日を迎えた。