第13章 愛の花を咲かせよう
「……変態か。いや、変態だな。確定だ、お前は変態だ。」
智くんと楽しい愛の48手(楽しいて(笑))を満喫した翌日
即ち俺の誕生日
その、目出度い日の昼休み
わざわざ律儀に誕生日プレゼントを届けにきた松潤(←松潤は翔くんと勤め先が近いらしい)に
意気揚々と自慢気に、昨夜のエンジョイプレイ(笑)の話しを聞かせたら
思い切り、呆れられた。
「うるさいな!智くんだって悦んでるんだから良いんだよ(怒)」
「悦んでるフリしてるだけじゃないのか?」
「ち、違うもん!悦んでるもんっ!!」(←ちょっと不安)
「どうだかなぁ?そうとも限らないぜ?」
松潤は、キレイにラッピングされた包みを俺の手に押し付けると
意味ありげにニヤリと笑った
「な、何だよ…なんか根拠でもあんのかよっ!!」(←てか、不安)
「まあ、な」
「……え゙?」
思いも寄らぬ松潤の受け答えに、思わず声が上擦る
そんな俺の様子を見て、松潤は、益々悪い顔でニヤリと微笑んだ
「……聞きたいか?」
「うっ……うぅっ……
………
………
……ぅん。」(←泣きそう)
情けない顔で返事をする俺
すると、ソレを見て
相変わらず不敵な笑みを浮かべた松潤が
お誕生日の主役に聞かせるべき事じゃない様な緊急事態を口にした
「大野くん、また松岡さんと会ってるみたいだぜ?」