第6章 試合開始 ー海常ー
リ「玲ちゃん、もしあなたの技にも欠点があるなら先に教えてて欲しい!」
私は自分の技について簡単に説明することになった
玲「私の技は基本的には足音を消して高速で動くというものです。
人は物を認識する時に視覚以外にも色々な感覚を使っていてその中でも聴覚は重要で、足音や衣擦れなどから距離を認識できたりします。
なので足音を消して高速に動けば相手は私を認識できないです。
あと、簡単な視覚誘導もやってますが複雑なことはしないので時間制限も特にないです。
あるとすれば、私の影を見て先読みされると追いつかれるかもぐらいです。まあ、追いつかれるほどゆっくり動くつもりはないですけどね。
まあ、こんな感じです!」
私は一通り説明をし終えた
リ「わかったわ!それじゃあ行ってきて!!」
玲「はい!」
こうして私は久振りに試合のコートに立った