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隣の不良が可愛過ぎる件【東リべ夢】〘斑目獅音夢〙

第3章 可愛い彼(ヒト)




下から思い切り突き上げられ、そのまま激しく体を揺らされて絶頂に導かれていく。

「っ、っ……好きっ、好きだっ……」

「獅音っ……あっ、やっ、ダメっ、気持ちいぃ、よぉっ……おかしくなっ、ちゃっ……」

激しくて、奥にゴツゴツと当たる快感で、狂ったように喘いで啼く。

頭が溶けてしまう。

「獅音っ、好きっ、す、きっ、あっ、ああぁあぁあっ!」

獅音の絶頂を知らせる声と呻きを聞きながら、私も達してより声を上げた。

中に欲が広がる感覚を感じて、無意識にお腹を擦りながら笑う。

幸せ過ぎて、涙が出た。

何度か唇にキスをされ、余韻に浸る。

放心状態の獅音を見て、頬が緩んでしまう。

「気持ちよかった?」

「ばっ……またお前はそうやって……」

「だって、獅音がそういう可愛い反応するからだよ」

座って壁に背をつけて凭れる獅音に擦り寄って、肩に頭を預けて見上げる。

汗に濡れて、息が上がって、まだ少し肌が紅潮している獅音が色っぽい。

「これから、いっぱいシよーね?」

「なっ……」

赤くなる獅音にキスをして、笑った。

そのまま二人でベッドに潜って、寄り添って眠る。

昼前に起きて、隣で無防備に眠る獅音の、ポカンと開いた口を指で塞いで遊ぶ。

起きない獅音を放置して、獅音の服を物色して、長めの服を借りる。

華奢に見える獅音も、やっぱり男の子だ。服一つにとっても大きい。

獅音がよく着ているパーカーを取り出して、袖を通して着ると獅音の匂いがふわりと鼻をくすぐった。

幸せ過ぎて、ぶかぶかの袖に鼻をつけてニヤけてしまう。

顔を洗う為、リビングに降りて行くと、仕事前のおばさんがいた。

「あら、ちゃん、起きた?」

「うん。おはよう、おばさん。今からお仕事?」

「今日はゆっくりな日だからね。獅音はまだ寝てるの? 悪いけど、獅音の事お願い出来る?」

カバンを持って、鍵を触りながらおばさんが申し訳なさそうに言う。

「はーい。お任せ下さいなー」

「冷蔵庫のもの勝手に使って構わないから。いつもごめんねー」

おばさんが私に抱きついて「行ってきます」と言ったので、背中に手を回して「行ってらっしゃい」と言った。


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