第52章 ★ 歌 ★ 夢主視点 ★ ① ★
姿を戻した私にシャチは首を傾げた
シャチ)「その姿でも歌えるのか?」
「そこは変わらないよ。変化したのは姿だけだからね!声も変えれるけどさっきのは変えてない」
イッカク)「なら今の状態でもあの歌声か。アヤって凄いんだね」
イッカクの言葉に驚いてしまった
「いやいや凄くないよ!任務でやる事あっただけだもん!歌うのは好きだけど。後、踊るのも好き!」
シャチ)「まぁ何にせよ。やっぱりアヤがさっき言ったみたいに皆に説明してキャプテン止めるのがいんじゃね?止めるってか気を逸らす的な?」
イッカク)「…バレたら連帯責任だね」
シャチ)「…心してかからねば。バラすだけで終わればいいな…」
…バラす…?
そう言えば前にも聞いた気がするけど結局教えて貰ってなかった事を思い出した
が
今の2人を見ていい事ではないのは分かる
2人はお互いに決心したような顔をしていたがローからのお仕置を考えてか暗い顔になって申し訳なくなった
「…ごめんね、この世界で初めて自分で稼いだお金で買いたくて」
イッカク)「大丈夫だよ。その気持ちは凄くわかるから」
シャチ)「ペンギンも呼べば良かったなー。事情を説明する手間が省けたのに…ベポはダメだな。あいつ絶対キャプテンにバレる」
「確かに…ペンギンはシャチより頼りになるもんね…ベポは…ダメだね」
シャチ)「アヤまでひでぇ!」
こんな話をしていたら日が暮れてきて片付けてジジィの家に仲良く3人で行きました!まる!
…手裏剣よ…