第52章 ★ 歌 ★ 夢主視点 ★ ① ★

ｼｬﾁ）「話は聞かしてもらったぜ！俺も協力する！任せとけ！」



親指をグッと立てて決めポーズを取ってるシャチに冷たい視線を送るイッカク




ｲｯｶｸ）「フラグにしか聞こえない」


「あ、あはは」



私は苦笑いしか出来なかった





ｲｯｶｸ）「アヤ。シャチがいる時点で絶対バレるから」

ｼｬﾁ）「なんて事言うんだよ！」



イッカクの言葉にギャーギャー騒ぎ出すシャチ



でも…



「否定出来ない」

ｼｬﾁ）「おい！」



心の声が漏れてたのかシャチが「お前らなー！」と声を上げる





私はため息を付いた



「はぁ…聞かれちゃったのは仕方ないか。もうロー以外に説明して皆でローの事止めてもらうってのは？」




シャチに聞かれてしまった以上…と言うか女2人でローを止めれると思えなかったから…私がそう提案したら…



ｲｯｶｸ）「不安しかない」



ですよねー



「まぁ、自分で言っててなんだけど…絶対バレるよね」

ｼｬﾁ）「でもその姿で歌うんだろ？」



私とイッカクが少し視線を落としていたらシャチが聞いてきたのでシャチに視線を向けた




「そうだけど…変？」




首を傾げたら両手で親指を立ててものすんごい笑顔で「むしろ好みです！」って言ってきた




「「キモっ」」



思わずイッカクと2人で引いてしまって少し低い声が出た




ｼｬﾁ）「2人して酷い！」





シャチが落ち込んでしまったが気にしない

だってキモイんだもん






ｲｯｶｸ）「はぁ。とりあえず歌ってみてよ」

ｼｬﾁ）「待ってましたー！」


「「…」」



急に元気になっていつでも聞けるように正座してウキウキしてるシャチに思わず冷たい視線を送るも




























女2人の冷たい視線をものともしないシャチ強し