第40章 ★ チャクラ * 夢主視点 ★ ① ★
私は目を開け髪の毛を縛った
息を吐き出し顔を上げた
「…見てても面白くないでしょ?」
ロー)「…何やってんだ?今日の勉強はどうした?今日はペンギンだろ?」
私の後ろにローが立っていた
ローは私を見下ろしていた
私はローから視線を外し顔を伏せた
「なに?ペンギンに私がいなくなったって聞いたの?」
ロー)「いや、甲板に出たらお前がいた」
「なら声をかけてくれれば良かったのに」
ロー)「集中してるようだったからな」
「…そっか。そうだね。ありがとう…ちょっと考え事をしてて」
ロー)「考え事?」
「…この前の戦いの反省…かな。思ったより動けたし忍術でも対抗出来るのは分かったんだけど…私自分にしか使えない忍術使ったんだけど、10分も使えなくて、反動も凄かったからちょっと困ったなーって…」
いや、他もあるんだけどさ…
今度武器屋に連れて行って貰いたいな
ローみたいな野太刀があるなら
似たような武器もあるってペンギンが言ってたし
ここまで大きいのはいらんけど
ロー)「…」
「あの忍術はしばらく禁止にする事にしたの。だから他の忍術や体術に頼る事になるんだけど、他の忍術も体術も手裏剣もここでは簡単に修行出来ないから、自分なりに考えようと思って…新しい武器も欲しいし…とりあえず考えてる間にチャクラを練り直そうと…」
ロー)「チャクラ?」