第37章 ☆ 休息? ☆ ロー視点 ☆ ② ☆
部屋を開ければベットで丸まって寝てるアヤ
俺はアヤに近づいて頭を撫でた
全く起きない
ロー)「アヤ」
呼びかければ小さく「…ん…」と返ってきた
ロー)「大丈夫か?」
「…んー…」
ロー)「体を動かすぞ」
ベットに腰を落としアヤの返事を聞かずに体を少し動かし俺の足の間にアヤを寝かせて太ももに頭を置いた
そこでようやくアヤは少し目を開けた
「…ろぉ?…」
ロー)「大丈夫か?」
「…んー…ねぅぃ…」
ロー)「…寝とけ。俺もここにいる」
「…ぅん…」
アヤはそう返事して俺の手を握って目を閉じた
俺はもう片方の手でアヤの頭を撫でた
アヤは少し頬を緩めた
俺はシャボンディ諸島で買った本を読みながらアヤが起きるのを待った
手を繋いだまま
1時間ぐらい経った時
アヤの目が開いた
「…あれ?…」