第5章 まーくんの願い事
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「なぉ〜」
まーくんに言われてさとにゃんは、じゅんくんの腕の中のバスタオルから抜け出して
おじさんの腕を前足でちょんちょんって叩いたのにゃ
「ん?何だ?…抱っこしろって言ってるのか?///」
「にゃぁ〜ん」
「何だ何だ…可愛いじゃねぇか///」
おーなーさんは何でか顔を赤くしながらぼくをじゅんくんの腕から引っ張り出すと、むぎゅっと抱っこしたのにゃ
「なぉ〜ん」
「本当に大人しいなぁ」
「そうでも無いですよ?
普段は結構やんちゃなんですけど、頭の良い子なんで、大人しくしてるんですよ」
「へぇ〜」
おーなーさんはまーくんの話しを聞いて、感心したように頷くと、さとにゃんの頭をナデナデしてくれたにゃ
「うにゃぉん♪」
「そうか、躾が良いんだな」
しつけ?
さとにゃん、お魚は煮付けより、焼き魚の方が好きにゃ!(←何時もの勘違いっす)
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