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【鬼滅の刃】屋烏之愛【新装版】

第9章 睡眠【※不死川実弥】





同じく軽く息を乱す陽華の唇が、だらしなく半開きになると、実弥の頭に悪魔の囁きが響いた。



『この柔らかい口の中で、いつものように愛撫されたい。』



でも、そんなことして、起きたら…。

そう考えるが、猛った身体が収まらない。

少しだけだ。また、自分に言い聞かせると、ゆっくりと陽華に近づく。

そっと頭を持ち上げ、枕を退かすと自分の太腿の上に乗せる。陽華の顔が近づくと、自分のモノを掴んで、その先端を陽華の唇に充てがった。

そして、その小さく開いた口に、グッと先端を押し込むと、やがてソレがゆっくりと、口の中に入っていく。
歯が邪魔すると思っていたが、無理矢理に押し込んだせいか、上唇と下唇が上手く壁の役割をしてくれていた。

少しキツイ気もする。それでも、寝ている陽華に、こんな卑猥な事をしてるという事実と、軽く動かすだけで、陽華の舌先に、ちょうどよく自分の先端が当たり、気持ちいい。

実弥は口からはみ出した竿を、快感を求めるように、激しく扱いた。

(このまま、こいつの口の中に、出してェ…、)

そんな事を想像して、さらに興奮する。掴んだ竿がびくびくと震えて、終わりが近いのがわかった。

(あっ、やべぇ…、もう…出そうだァ。)

最後に根元から、大きく力強く扱くと、モノが激しく震え、その先端から、勢いよく白濁した液体が飛び出した。

実弥は直前で急いでモノを引くと、もう一つの手の平で受け止める。

やっぱり、流石に寝てる陽華の口の中に吐き出すのは、気が引けた。



「はぁ…、すげー出たなァ。」

左手の掌の吐き出した物を見つめ、呟いた。

暫く忙しくて、一人でもしてなかった。溜まりに溜まった物が一気に吐き出されると、スッキリと同時に、気持ちが落ち着き、罪悪感に襲ってきた。

枕元に置いてあったちり紙で手を綺麗に拭き、陽華を枕に寝かせ直すと、下着と浴衣を整え、また掛け布団をかけ直す。

傍らにあった、家の物が用意してくれていた、水面器の水に手ぬぐいを浸し絞ると、陽華の顔を丁寧に拭いて、痕跡を消していく。

全てを終えると、実弥は火照った身体を冷ますため、縁側から外に出て、夜風に当たった。







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