第56章 次の旅へ(ハカセ寄りの方はこちらへ)
ご飯も終わり、は片付けの手伝いをしていた
『ハカセ、これで終わり』
ハカセ「ありがとう。そこに座ってちょっと待ってて」
『?うん』
言われた通り椅子に座り、ハカセを待つ
ハカセ「お待たせ」
『これ…!』
ハカセはテーブルにプリンを置いた
ハカセ「1個だけ残ってたんだ。だからみんなには内緒ね」
『いいの…?』
ハカセ「の一番好きなものだろ。いいんだよ」
『…ありがとう』
は一口食べる
『んん〜…!』
ハカセ「よかった」
『半分こしよ、ハカセ』
ハカセ「え?いいよ僕は…!」
『あーん』
ハカセ「あ、あーん!?」
ガタガタンッ!
『ハカセ…!』
ハカセ「いてて…」
椅子から落ちたハカセ
『大丈夫…?ごめんね』
ハカセ「ち、違うよ!のせいじゃないから!ちょっと……照れちゃって…」
『照れたの?』
ハカセ「だ、だって……好きな子からそんなことされたら…照れるだろ…」
『…!』
ハカセ「あ…!いや、今のは…!」
『私のこと……好きなの?』
ハカセ「…っ……うん」
『私も好きだよ、ハカセのこと』
ハカセ「うん……え?えぇ!?僕の好きって言うのは…その…!」
はハカセに近づきキスをした
『こういう好き、でしょ?』
ハカセ「!!??」
『私も、優しくて努力家なハカセのこと好き』
ハカセ「嘘……これ…夢…?」
ハカセは自分の頬をつねった
『違うよ、夢じゃないよ』
は微笑んで頬を撫でた
ハカセはその腕を引っ張り、腕の中に収めた
ハカセ「本当に僕なんかでいいの…?」
『ハカセがいいの』
2人は何度もキスを重ねた