第53章 さよなら宇宙海賊
カレーで満たされガレオンに向かう7人
目の前から子どもたちが走ってきた
マーベラス「あ?」
「海賊戦隊のみなさん、サインしてください!」
ガイ「えぇ!?俺た……俺のですか?」
「えぇ!だって、あなたたちは地球を守ってくれたヒーローですもの!お礼も言いたいし…!」
ジョー「何言ってんだ、あんた」
「えっ…?」
ルカ「アタシたちはただの宇宙海賊。別に地球を守ってなんかないわよ」
「えっ…でも…」
アイム「そうです、たまたまお宝探しに来たこの星で、邪魔なザンギャックを排除させていただいただけです」
ハカセ「だからお礼を言われる理由はないよ」
「はぁ……」
マーベラス「んじゃ、またな」
マーベラスたちは園児の間をかき分け歩き出した
ガイ「あっ、サインはまた、いずれ」
「「「ありがとーーーー!!ゴーカイジャー!!」」」
子どもたちが叫ぶ
7人はハンドサインで答え、ガレオンに向かった
―――――
ガレオンに戻り、外へ出る7人
マーベラスの手には宝箱が
ナビィ「マーベラス、本当ニイイノ?」
マーベラス「あぁ。こいつはこの星の奴らが持つもんだ」
ガイ「はい」
ジョー「あぁ」
ナビィ「ソッカァ…」
マーベラスは宝箱を開けて空へ翳した
マーベラス「あばよ!」
レンジャーキーは光り、戦士たちの元に戻っていく
ハカセ「さよーならーー!」
アイム「今まで、ありがとうございました!」
ガイ「俺ー!もっと立派なヒーローになって!お正月位は帰ってきますからー!」
ガレオンは発進
次の目的地へ向かう
腹筋をするジョー
お金を数えるルカ
ご飯の下準備をするハカセ
紅茶を飲むアイム
戦隊大図鑑に自分を追加するガイ
おやつを頬張る
船の先端に立つマーベラス
宝箱には7つのキー
マーベラス「さーて、目指すはザンギャック本星だ!」
ガイ「はい!」
ジョー「フッ…」
ナビィ「オー!」
マーベラス「全速前進!」