第68章 ❤︎ 青城３年とルームシェア

「気持ちいい？」
「……うん。…やばいかも、私」
「よかったな、岩。いちかちゃんと気持ちいいって…。次は、クリ舐めながら指いれてみて？」
「や、無理。イッちゃう、から」
「いいじゃんずっと我慢してんたんだし、イカせてもらいなよ。岩も自信つくよ絶対」
「……ここでいいのか？」
「ほら、答えてあげて？」
「んっ、合ってる。…けど、まだ無理」
「いいって。ほら、人差し指を奥挿れたら中でゆっくりかきまして？」
「い、…っあ」
「すっげ…、ほんとに入る」
「だって処女じゃないもんな？初めてはまっつんだったんだろ？」
「そうだけど…」
「俺ら身内みたいなもんだし想像したら悪いかなって思ってたけど、どんな風にやってんのかってめちゃくちゃ想像しまくってた」
「お前、どっちだよ」
「岩も想像くらいはするじゃん？だから今の光景に余計興奮してる。いちかも俺のがガチガチなの分かるだろ？」
「押し付けないで…っ」
「いちかのせいでこうなったもん」

ぐりぐりと腰を押し付けながら両胸に添えられたままの指先が意地悪く突起を弾く。岩泉も指も角度をかえながらもどかしそうに動きをつけるのがじれったい。

「や、あ…」
「あー、この光景堪んない。キスしてよ？岩の指と、俺のキス、どっちがいい？」
「そんな、の、分からない」
「………イキたい？」
「ん…」
「なら岩にお願いしてみなよ」
「そういうのいいから…。…っ、ん、ああっ」
「岩、がんばれー。お前にかかってんぞ」

花巻から煽りも素直過ぎるせいか指の動きも激しくなって、指も二本に増えてバラバラに動いて確実に気持ちいいポイントを攻めてくる。じゅるっと吸い上げてはまた舌先で転がす。ほんとに初めてなの？って疑ってしまいそうだけどそんなことすらもうどうでもいい。

「ぁ、ぁ…っ、もう、無理」
「そんな泣きそうな顔するくらい気持ちいいの？かぁわいい…」
「岩、…ずみ……、も、いっちゃ…」

甘い自分の声が響く。花巻にがっしりと抱かれながらも体は大きく仰け反った。息の仕方すら忘れちゃいそうな感覚と、小さな波が余韻となって体を震わせる。体全体を覆うようなふわっとした甘い感覚に力が抜けて心配そうに見つめる岩泉と目が合った。