第5章 教団の非日常
...き...きゃあぁぁぁぁぁぁぁあッ......///////!?
リナリーの空をも劈くような悲鳴が後ろから聞こえた。
少しだけ後ろを振り返り見てみると、リナリーはスカートを抑えながらその場に座り込んでいた。
「なぁんかあったんかぁ〜!!」
!?もう帰ってきた...(汗)
リナリーの後ろから、槌に乗ったラビが現れた。
ラビ「っ!!大丈夫かリナリー?何があったんさ!」
リナリーが座り込んでいるのをみて、槌から降りリナリーに駆け寄るラビ。
(あ、危なかった〜...!!やっぱり後ろに避けてなくて正解だった......)
リナリー「う...////それが......///////」
リナリーがラビに小声で今までの事を伝えている。
その様子を僕はいつの間にか立ち止まって見ていた......その時!
「僕らの事も忘れてもらっちゃあ......困りますよッ...!!」
ッ!?ヤバイっ......!!(汗)
ガッ...!!
振り返り、左手のイノセンスで捕まえようとするアレンの攻撃をすかさず避ける。
アルナ「あっぶね〜......(汗)」
アレン「ちっ......外れてしまいましたか」ニコッ✩
アルナ「え!?い、今舌打ちされたような...??しかも笑顔の裏から黒さがにじみ出てる...!!」
な、なんかアレンが怖い......
アレン「......リナリーにあんな事したんですから、それなりの覚悟は出来てますよね......??」
あ、......それに対して怒ってる......??
アレンは背後からから"ゴゴゴゴゴゴ"という音が聴こえてきてもおかしくないほど、怖い笑顔をしている。
アレン「あれで......この場にいた僕らまで、コムイさんにッ......!!」
......原因は、僕のせいだけじゃ無さそうだった。