第1章 《劇場版公開記念? ~万事屋ver.~》
「…………え? 何、この重い雰囲気。ちょっと、一体完結篇で何が起きてるんですか? ○○さんまで、なんで沈黙してるんですか。何、この僕だけ蚊帳の外状態」
「まさかお前、まだ完結篇見てないアルか? 死ねヨ。メガネハゲ」
「メガネだけどハゲじゃねーよ。それに僕だけじゃないよ。銀さんだって、見てないって言ってたし。銀さんがポルノ以外の映画なんて見るわけ――」
「けえったぞー。いやー、映画なんて久しぶりだけど眠くなってダメだな。やっぱポルノじゃねーと。アリ? なんだこのブーツ二足。客か?」
「え、銀さん!? 映画ってまさか、僕より先に完結篇、見――」
「やっぱ、風立たせるよりアレたたせねーと、アレ。……アレ? お前ら、どっかで見たことあるツラだな。お、○○も来てたのか。ちょうどいい。ちょっくら、俺のアレたたせてくれ。ん? 新八? どーした、間抜けたツラして。あ、いつもか」
「誰だてめぇーーーー!!!」
(終わり)