• テキストサイズ

【復活×咎狗】Crossing fate【男主】

第6章 はじめまして?







「十代目」



その日、獄寺は綱吉の部屋を訪れた。

ノックをして中に入ると、そこには目的の人物がソファーに腰掛けている。

綱吉は獄寺を見るなり微笑みながら言った。



「何?隼人」

「ヒロからの報告です。作戦は第二段階まではクリア、と…」

「さすが、仕事が早いね。まぁヒロにとってはこれからが本領発揮の場面だけど」



ニコニコと楽しそうに言う綱吉に、獄寺は一瞬背筋を凍らせた。



(……この方は、)



何故あれだけ溺愛しているヒロをわざわざ敵の手に渡すのか。



(十代目は、一体何を考えているのだろうか)



今一人敵陣にいるヒロを想いながら、獄寺はその場から立ち去った。







はじめまして?
/ 26ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp