第13章 智の青いおもひで、の巻
納得が行くまで掃除を済ませた智が、俺の隣に並んで立った
何時も彼から漂う甘い香りに、目眩を覚える
不意に向けられた智の視線に、鼓動が高まる
俺の顔を見て戸惑う様に眼を見開く様に
…もう、自分の欲望を止める事が出来なかった
「……なあ、男同士ってさ…どうなのかな」
…智
「……なんかさ、試してみたくない?」
…これは、只の遊びだ
「……ちょっとした遊びだよ……言ったら、ゲームみたいなもんかな」
…そう、コレはゲーム
「男同士で、イケるかどうか……みたいな」
…だから…
俺に自分を弄られて悶える姿に、完全に思考が停止する
この先にあるであろう快楽を求めて、雄の本能が暴走する
嫌がる智を無視して、俺は強引にその体を奪った
無我夢中で、智の中を引っ掻きまわして突き上げた
悲鳴すら上げなくなった彼を、自分勝手に犯した