第33章 蜜月の始まり（R18）

「～～～～～～～！」

謙信「っっ！」


子宮口に当てられた欲の先端がぐっと奥に押し付けられた。
快感で声も出ないうちに、謙信様の欲が一層硬度を増した。


謙信「はっ、出す、ぞ」


コクコクと頷いて両足に力を込めた。
たとえ謙信様が腰を引いたとしても欲が抜けないくらい、強く。


謙信「………っ」


謙信様が腰を震わせた瞬間、硬く張りつめた情欲から、白濁が勢いよく吐き出された。


ドクンッ


「あっ！！？あ、あぁ………」


（人の体温は同じようなもの。のはずなのに……）


ドクドクと吐き出される白濁の熱は確かに熱かった。


「ん……謙信様、はっ、あったかい、ですっ……あぁ」


じわぁと広がる自分のものではない熱に喜ぶ。
身体が勝手に精を取り込もうと収縮し、絞り出す動きをしている。


「んん、はぁ………」


まだ精を吐き出している情欲を締め付ける。

あれほど目を瞑るなと言っていた謙信様も、目を閉じ快感に身を委ねている。

少し苦しそうで、でも恍惚した表情が艶を過分に含んで…凄くセクシーだ。

ナカで達したのは私が初めてだと言っていたから、今の表情は本当に私だけのもの…。


（嬉しい…）


絶頂の余韻に浸りながら涙ぐむ。


「謙信様…嬉しいです。またこうしてあなたに愛され、全部受け止められて……」


両手を伸ばし、少し紅潮している両頬に添える。


「大好きです、謙信様。大好き……誰よりも、あなたが愛しいです…」

謙信「……舞…」


切れ長の目を見開き、謙信様が優しく笑った。


謙信「俺もだ…お前が愛しくて愛しくて……壊しそうだ」


最後の言葉に不穏なものを感じた瞬間、謙信様の腰が
……再び動き出した。