第10章 限界
「…黒ち〜ん。」
「はい。」
紫原っちが黒子っちに話しかけた!?
あの2人もあれからずっと口きいてないんスよ…。
まさか紫原っちまた喧嘩するんスか〜…?
「…ヒドイこと言ってごめんねー。」
「「「なっ…!」」」
「紫原が謝ったのだよ…!」
「信じられないッス!明日は大雨ッスよ!」
「おい黄瀬!今のムービー撮ったか!?」
「ちょっと〜3人ともうるさいんだけど〜。」
「もう気にしてませんよ、紫原君。僕の方こそすみませんでした。」
「良かったな、敦。テツヤとも仲直りできたし、えりかとも仲直りしたんだろ?」
「うん。したよ〜。ねー、えりかちーん。」
『ねー!みんな、心配かけてごめんね。』