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8号車
第9章 好き
『あのっ…返事なんですけど!』
『うん。』
『私タクヤのこと好きです。あの、あの、、』
右手を引っ張られ気づいたときにはまたタクヤの胸の中
『大切に…するから。』
私は笑顔で頷いた。
超特急も大切だけど自分も気持ちも大切にしたいと思った。後から後悔はしたくないと、精一杯の決断をしたつもりだ。
幸せな日々が毎日とは限らないと
覚悟はしていたけれどー
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