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【ハイキュー】思い出すのは、いつも【黒尾鉄朗】

第51章 誕生日


「うーーーーん………」





薄暗い室内




時間を確認しないと


朝なのか、まだ夜なのか





………………。





6:13



朝、か





ベッドに寝転んだまま

昨日会ったばかりの人の寝顔を眺める。





昨日、あの後



まだ少し飲んだ後





初めて、お付き合いをしていない人とホテルに入った。





なんでこんなことになったのかというと、




ただ単純に





お互い、


寂しかったんだと思う。





一静さんがどんな恋愛をしてきて



なぜ別れて



そして、どうして今

寂しさに襲われているのか。




私は知らない。





そして一静さんも、



私が黒尾さんとどんな8ヶ月を過ごして



どんな別れ方をしたのか。




私が何に傷ついているのか、


知らない。
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