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bird cage 【R18】

第3章 play 2 ※






頭の上でカチャカチャと金属音が聞こえ
チサトは意識を呼び戻された

虚な視線を向けると
既にタケルは部屋を出て行った後で
手錠の鍵を外すカヲルの姿があった 



チサトの頭の中に
タケルの声と勝ち誇ったような表情がよみがえった


「……そんなにいいか………ホラ…何度でもイケよ……」


激しく腰を動かしながら
敏感な蕾を擦られる

最奥を執拗に攻めたてられたチサトは
次第に何も考えられなくなっていった




タケルの事が憎いはずなのに
あんなに声を上げ乱れてしまった
そんな自分が信じられなかった

惨めさと悔しさに唇を噛むと
視界が滲み涙が溢れた


『……ぅぅ……っ…』


カヲルはそんなチサトを悲しそうな瞳で見下ろすと
静かに部屋を後にした



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