皆に溺愛されている件について 【ONEPIECE 短編集】
第51章 共依存 【サボ】
苦しくなり、胸を叩くとようやく離してくれた。
「はぁ…はぁ…っ…浮気…なんて…してない…よ…?」
サボ「…こんなとこに跡つけられてるのにか?」
「……そ、そこ…虫に刺されただけ…。」
サボ「…え!?」
「…触ってみてよ、熱もってるでしょ…?」
サボ「……ほんとだ……うわ…悪ぃ…。」
落ち込んでいるサボ。
「大丈夫だよ?ホントに、私のこと大好きだね〜!」
冗談でそう言えば彼は……
サボ「うん、ナツキがいないと生きていけねぇ…。」
「…うん、私もだよ。だから離れないで。」
サボ「離れねぇよ、絶対。」
痛いくらいに彼は私を抱きしめてくれた。
共依存 Fin