皆に溺愛されている件について 【ONEPIECE 短編集】
第44章 ひと味違うメリエンダ 【シャーロット・カタクリ】
カタクリ「あ〜むっ…!」
「ふふっ…。」(可愛いなぁ…。)
絶対に皆の前では見せない姿。とても可愛い。
「ん〜!おいひい!」
カタクリ「ん。」
「あっ、紅茶ですね。」
カップに注いで手渡す。
カタクリ「あ〜!んむっ!」
「…」(可愛すぎる。)
メリエンダの時間に1人で食べていた頃は、美味しかったけれど何か物足りなかった。きっと誰かと一緒に食べたかったのだと思う。
カタクリ「ナツキ。」
「!…はい。」
カタクリ「……なんでもねぇ。」
「!?…なんですか、気になるじゃないですか。」
カタクリ「なんでもねぇ。」
「…ふふっ。」
でも何となくわかる。ブリュレにも言われた。
*
ブリュレ「お兄ちゃんがナツキの事見てる時、すっごく優しい目をしてるの。」
*
「カタクリさん。」
カタクリ「なんだ?」
「好きです。」
カタクリ「!…////」
「ふふっ!」
兄弟ではないし、恋人でもない。でもきっと、恋人をすっ飛ばして…お互い家族のような存在であると思う。
ひと味違うメリエンダ Fin