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少年誌系ごちゃ混ぜ短編 R18

第15章 高嶺の藤に手を伸ばす$ 炭治郎裏夢


がつがつ。


まるで獣の繁殖行為のような体勢に那岐の体も消耗してきた。

無理もない。
かれこれ四半刻近く繋がっているのだから。

そろそろ、夜明けが近い。



これで、最後かな?



那岐を突き上げながら、部屋の隅に置いてある鏡台に映る自分達を見て炭治郎は思った。



冨岡を相手にしている時とは違う那岐の苦悶に満ちた表情。

彼女の目にきっと俺は居ない。

あぁ、これが満たされないということか。

炭治郎はこの時初めて渇きというものを体験した。

全く、叶わぬ恋とはよく言ったものだ。



「那岐さん、俺諦めませんから」



強い言霊は人の願いになる。

そうして、言葉に出して強く願うことで言霊は力を増すのだ。

たとえ、願う相手が手に入らずとも、その心の片隅に俺という存在が残るように、祈る。



-了-


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