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歌姫のguardian

第3章 幸せは苦しみへ


しばらく耐えていると、先輩たちは急に蹴るのをやめた。

「今日はこれくらいにしといてあげるわ。・・・・・・あ、そうそう、仕事はちゃんとしてよね。しなかったら・・・・・・・・・まあ、わかるわよねえ?」
先輩はそう言い残し、足早に去っていった。



(ホシハ先輩、ツミテ先輩、どうして・・・・・・)
私は床に倒れて涙を流しながら、昨日までの優しい姿とは一変した先輩たちの事を考えた。
少しして、なんとか体を起こして珈琲とグラスを片付け、
部屋へ戻るため足を引きずって歩き始めた。
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