第15章 絆
「ねぇ桐山くん」
「なんですか?」
「スポーツとかやってたりしたの?」
「実はバレーボールをやってたんです」
リコはそれをきき驚いた
「バレーボール?!」
桐山は頷いた
「どうりで体格がいいわけよ!」
リコは桐山の背中を叩いた
「なぁ桐山!どうして高校ではバスケなんだ?バレーボールもあったのに」
「実は僕の親がバスケがあまり好きではないんです‥僕本当は中学もバレーじゃなくてバスケ部に入りたかったんです」
「親に反対されてたのか?」
日向がそういうと桐山はゆっくり頷いた
「でも!僕はバスケが好きなんです!それは本当です!」
日向は桐山の肩に手をおいた
「それはお前の練習みてればわかる」