第32章 ぷでぃんぐ…てなんですか?-R18-(息抜き劇場)
はっ…はっ…はぁーぁ…ハッ…
あの方は本当に麗凛で美しく、清らかだ。
尊敬、憧れ、慕情、
いつも澄んで、強く、勤勉。
淫艶さとは無縁だ。
無縁過ぎるから、見えてしまったほんの少しの婀娜女が、鮮明に強烈に焼き付いて浮き上がる。
三成は袴の前を肌蹴て開き、柱を背に座り込む。
「はっ…ぁ…瑠璃様……っ」
完全に勃ち上がった己の欲望を握って。
唇を舐めた。
『柔らかな唇を塞ぐ。
吐息の合間に舌を滑り込ませ、口内を探り舌を絡めつつ、着物を肩から引き下ろした。
円やかな双乳が露になる。
それを掌に収め、やわやわと揉みしだく。
「ん…ハァ…んん…」
感じているのか溢れ始める鼻にかかる甘い吐息。
「チュッ…気持ち良いですか?」
そう言いながら右手を下げると乱れた着物の中に忍びこませる。
「ひゃぁ、ぁっ」
「濡れてますね」
触れた指に蜜が絡まり、擦るたびクチュクッチュと水音がする。
興奮を煽る淫靡にして甘美な音。
何度か花弁の溝を行き来させ、
ゆっくりと蜜壺に指を埋めて行く。
「あ…あ…ンッ…んっぁっ…」
女の声。
背筋の伸びるような柔らかくも張りのある、いつも声ではない。
媚びるような…
誘うような、理性を溶かす艶妖な声。