第48章 陽光差す刻
技を連発する伊之助。
だけど、無惨もやられっぱなしではいてくれない。
──ドンッ
体勢の崩れた伊之助目掛けて、あの衝撃波の技が襲い掛かる。
善「伊之助ーー!!」
両足への負担により直ぐに動かせない善逸は、懸命に足を動かそうともがく。
けれど、足を痛めてしまった善逸の体は言うことを聞いてくれない。
善(あああ゙間に合わないっ…!!)
そのとき、
ー 霞の呼吸 弍ノ型 八重霞 ー
善「時透さん…!?」
右腕を三角巾で吊られた状態の時透が伊之助の前に立っていた。
時「遅くなってごめん!!」
ー 霞の呼吸 伍ノ型 霞海の海 ー
左腕で刀を振るう時透は形勢を立て直すため、1人無惨へと攻撃を仕掛ける。
しかし、両腕で刀を振るえない時透もこの状態になってまだ数時間──…どうしても違和感は残り、思った通りに攻撃が通らない。
時(くそっ、やっぱり右腕がないのはきつい!!それに柱がいない。この状況でこの3人でよく堪えてたな。)
善逸や伊之助を見ながら立ち回る時透に無惨の触手が迫っていた。
ー 日の呼吸 灼骨炎陽 ー
時「っ、炭治郎!!」