第2章 恐怖
リマside
すごく冷たい感じ…どこだろ、ここ…
何か、床?は結構冷たい。
それに、人の気配が…人の気配?
「…!?」
目…塞がれてる…?
それだけじゃない。腕も上で動けなくされてる。。。
力を入れても、ほどけない。
『お?起きたか…』
「!」
誰?;
…口も…ガムテープか何かで塞がれてる?
『へへ…あの女、なかなかいいこと持ちかけてきたなぁ…のって正解だったぜ…』
声質が男だ…
『動けねぇだろ?ロープで腕縛り上げてるからなぁ。』
足音が聞こえる。
やだっ…来ないで……
私は腕を固定されたまま座っている状態で、身動きがとれない。
…記憶がフラッシュバックする。
男の人数は…二人。
『口ぐらいなら外してやるよ…』
ガムテープが剥がされて、口で呼吸を整える。
縛られてるからとか、そんなのじゃない。…怖い…怖くて、動けない…
「お願い……来ないで………」
『お?怖ぇのか?………(ペロッ』
「ひぁっ!?///」
首を舐められた!?;
『可愛いじゃねーの…』
「ダメ…止めて…」
涙が溢れる。
目隠しに使っている布の容量を超えたのか、涙が伝う。
『あーあ、泣いちゃった…まあ、楽しくいこーよ♪』
体の震えは止まらない。涙も、恐怖も溢れるばかり…
何をするつもりなの?;
「何…する気…?」
『…すぐに分かる。』
『てか、その格好にその顔だめだわ…始めようか…』
「!?///;」
男は私が来ていたワンピースの肩紐をハサミで切り、私のサラシを見つけるまであと少しという状態だ。
『肌綺麗だし、顔も綺麗だし…でも、あともうちょい胸があれば………あれ?』
『…おいおい、これってあれか…サラシってやつ?』
見つかった…!;
「…外さないで…!;」
『いや、こんなの見せられたらもう無理っしょ?』
外されるのと同時に、胸に開放感が出る。
…隠したい…でも、動けない…;;
「見ない…で…」
『すげーよ君…俺感動したわ…』
『こりゃあ、かなりの上玉じゃねぇか……』
嫌だ…お願いだから…もうやめて…