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紅い狼【BLEACH】
第4章 続ク悪夢
「ねぇ、君、そこで何してるの?おかあとおとうは?」
神木の前で横たわって居た少女は目を醒ます
『アナタは誰…?』
風が少年の金の髪を弄る
「先に聞いたのは僕だよ…。僕の名前は造。君は?」
『…壊牙。ねぇ造。ここは何処?』
「…ここは北流魂街の四十三地区の鬼灯。」
『……北の四十三、鬼灯…』
少女は少年を見た
綺麗であろう琥珀色の瞳は
黒く濁り虚ろだった
『……ここが"私"の再スタート地点。』
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