第23章 AN(ON)
O side
んーなんだか視線を感じる。
集中したいんだけどなー
N「◇▫︎さん、、大野さん?」
「ちょっと、聞いてます??ここってどーするんですか!」
「ん、あぁ、こーしてこうだ」
N「わかるか!」
「ごめんごめん笑笑」
他愛もない会話をしているとニノは距離感がバグる。
最終的には何故か俺がニノの後ろにいてほぼバックハグだ。
ニノは小柄で可愛いから少しドキってする。
口元も少し緩まっているかもしれない。
そんな時視線を感じた。
しかも鏡越しに…
目を凝らして見てみるとすらっと身長の高い相葉くんだった…
ヒッっと内心ビビったけど表情には出さない。
視線は無視して俺はニノに絡み続ける
N「大野さんきょーは甘えん坊ですね」
「そーかも、笑」
ぎゅーって抱きしめると、ふとニノが視線に気づく
N「ヒッ」
「ま、まぁくん…ちがうちがうこれはちがう!事故!」
変な言い訳に少し笑ってしまうが、俺は手を緩めることはなかった。
俺だってニノの事好きだからね。
N「お、大野さんまで!は、離してください!!じこです!!」
珍しく慌てている、
俺が離さないのを悟ったのか相葉くんはドスドスこっちへ向かってきた。