第21章 AN 3
N side
はぁ、最近ついてないや...
俺は相葉くんと付き合っていた。
彼は天然でドジで馬鹿で世話が焼ける...でもそういう所を含めてかわいいな、なんて思う自分っておかしい?笑
毎日ラインしたり電話したり、ちょーラブラブだったんだよね。
でもね、俺がラインで
俺がもし別れるって言ったらどーする?
みたいなこと聞いちゃったんだよね、普通の人は別れたくないからさ別れないように努力するはずなんだけどさ、
相葉さん全然違ってて...なんでか知らないけどそれを聞いたあとから返信すごい冷たくてさ、
冷たいことに俺が苛立ってしまって、既読するの2時間まったりしたんだよね
そしたら、相葉さん急に『別れよ』って言ってきた。
その瞬間頭の中真っ白になって
知らん間に話進んじゃって「最後会わない?」って言ってみたんだけど無理で,
そんときには涙で顔グシャグシャで、明日学校なのに目がパンパンに腫れてた、
その後はそのままベッドに飛び込んで寝た。