第20章 SN 11 奇病
N side
ぎゅっとされた瞬間ボロボロと涙が出て
あ、感情なくなってなかった
なんて思っていたら手を引っ張られて結局翔くんの家まで来てしまっていた。
家に入った瞬間抱きしめられて
S「人間失敗して成長していくんだよ、よく頑張ったね、これからは一人で溜め込んじゃだめだよ」
なんて優しく言ってくれるから今まで真っ暗だっための前が花が咲いたように虹色になっていった、
S「この宝石はきっとニノの感情の色なんだよニノの感情はとっても綺麗だね!」
照れちゃって下を向いてみるとその宝石はすべて消えていた。
嬉しそうに目にいっぱい涙を浮かべている翔くんを見てクスッって笑うとえへっって言ってきてその時は2人で笑ってた。
あー幸せ、
何週間か前の俺は何を思ってたんだろ
なんてとっくに忘れたことを考えながら今日も一日を大切に生きています。
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