第4章 藤の花の家紋の家 ~悲鳴嶼行冥~ 中編 【R18】
行冥君は私の蕾を舐めながら、さっきはしたない音がした方へ、もう片方の手をやった。
そして、溢れ出た蜜を掬いとり
「これが濡れると言うことなのですね。いや、私の涎でしょうか……?」
とクンクンと匂いを嗅いでいる!?
「あぁ……これは京子さん 貴女の匂いだ……」
「やだ……恥ずかしい……」
「どうしてですか?私は至極幸せに感じておりますが……」
そう言いながら、行冥君の太い指が一本
ぐちゅん
と大きな音をたてながら、私の中に挿入ってきた。
「あぁっ!」
「いきなりすいません……痛かったでしょうか……」
その指を抜こうとする行冥君。
「ち、違う……もう。やだ……はしたない……私……」
そう言う私の口はもう涎でびちゃびちゃだ……
「……その……気持ちが……いいのでしょうか?」
そっか……行冥君も解らないなりに がんばってるんだよね……
私は、こくこく と頷くと
「ありがとう……でも、もっと行冥君の好きなように触って欲しいな……」
私のその言葉に、ごくっ と喉を鳴らした行冥君は
「ぎ、御意……」
御意!?
そんな言葉、ここで使う!?
私がびっくりしていると、下腹部から強い刺激が……
「!!!」
行冥君が、大きな舌で私の溢れでる蜜をベロベロと舐めている。
大きくて固い舌は、私の敏感な部分を強く刺激して……
そのうえ太い指が、一本……二本……挿入った瞬間……
私の声は止まらなくなった……